定期的に粘膜も見てもらいましょう! 2021年3月29日 未分類 口腔がんの早期発見にとって、もっとも重要で効果的な方法。それは、信頼できるかかりつけの歯科医院をもち、定期的にチェックを受けることです。🔍 なぜなら、ふだんの健康なお口を継続的・定点的に診てもらうことで、変化に気づき、変化の要因を推測してもらいやすいからです。 はじめての歯科医院に急患でかかったとき、もしも歯ぐきが赤く腫れていたら、まず疑われるのはおそらくむし歯か歯周病... 続きを読む
粘膜の病理検査をもっと身近に! 2021年3月22日 未分類 さまざまな粘膜の病気とまぎれやすい口腔がん。良性なのか否かを鑑別するには、病理検査(細胞診検査や組織診検査)が必須です。気になる病変が見つかったときは、紹介された病院で検査を受けましょう! Q.口腔がんってほんとうに分かりにくいのですね。 粘膜になにかできて心配なときはどうすればよいのでしょ う? A.まずその病変が良性なのかそうではないのかを鑑別しなけれ 続きを読む 口腔がんの見分けにくさ。発がん過程も一因です。 2021年3月15日 未分類 口腔がんの見分けにくさの一因になっているのが、発がん過程の複雑さです。 例えば子宮頸がんの発がん過程と比べてみましょう。 口腔がんは、「お口の粘膜」という、皆さんが普段観察し慣れていないところにできます。とはいえ胃や腸の中と違って、見ようと思えば見える場所。なのに、何で「口腔がんは見つけにくい」と言われてしまうのでしょうか。 その原因としては、さまざまな良性の病気と見た目が... 続きを読む 良性?それとも?それが問題だ! 2021年3月8日 未分類 粘膜の病気のなかでも、もっとも心配で早期発見したいのが口腔がん。でも、がんも良性の白板症も、みな見た目が似かよっているので視診で鑑別するのは、じつは口腔がんの治療のプロでも難しいんです。 口腔がんは「見つけにくい」とよく言われます。しかし、それは本当でしょうか。本当ならば、なぜ見つけにくいのでしょうか。 まず、これはすべてのがんに言えることですが、初期には痛みなどの自覚症状がありません。 これにら... 続きを読む お口の粘膜の病気、じつは自分では気づきにくい? 2021年2月28日 未分類 こんにちは!院長の若林です。今回はお口の粘膜の病気についてお話ししたいと思います。自分のお口の中をすみずみまで観察するってすごく難しいですよね!粘膜の病気は多種多様。しかも最近増加傾向にあることご存知ですか? 以前タレントさんの口腔がんの報道などに触れ、お口の粘膜の健康状態が気がかりな方が増えていると思います。ただ、「そうは言っても、めずらしい病気だし」「異常があれば自分で気づくだろう... 続きを読む 再石灰化で結晶はどうなる? 2021年2月21日 未分類 Q むし歯や酸蝕症ではほんとに歯が溶けていっちゃうんですね。怖いなあ。 となると、歯を修復する再石灰化は、どんなふうに見えるんでしょうか? A 再石灰化が起こると脱灰により溶けたハイドロキシアパタイトの結晶が修復・再生されていきます。 再石灰化で結晶が修復・再生されていく。 唾液には、脱灰で溶け出た歯の成分(カルシウムやリン酸)が含まれており、唾液に... 続きを読む 酸蝕症で歯はどうなる⁇ 2021年2月14日 未分類 酸蝕症って何⁇ 細菌のつくる酸ではなく、飲食物の酸などで歯が溶ける現象を酸蝕症といいます。酸性度の強い飲食物を長期間摂取しているかたなどに見られます。 ○表面からそのまま溶けていく酸蝕症 スポーツドリンクな酢、炭酸飲料やワインなど、酸性の飲食物を長期的に過剰に摂取したときに起こるのが酸蝕症です。飲食物の酸では、歯はどのように溶けるのでしょう? エナメル質の... 続きを読む 脱灰で象牙質はどうなる? 2021年2月8日 未分類 象牙質の脱灰のしかたは、エナメル質とは異なります。健全な状態の象牙質では、スパゲティのように折り重なったコラーゲン線維のまわりに、ハイドロキシアパタイトの結晶が付着しています。🍝 それが細菌などの酸にさらされ続けると、結晶が溶け、線維も壊れていきます。このとき結晶は酸により溶けますが、線維は酸ではなく、たんぱく分解酵素により破壊されます。この酵素はもともと象牙質のなかに... 続きを読む 脱灰でエナメル質はどうなる? 2021年2月2日 未分類 脱灰とは、細菌のつくる酸などにより、 「歯の成分が唾液中に溶け出してしまうこと」をいいます。 溶け出した歯の成分は、ふつうは唾液の作用により時間をかけて歯の中に戻っていく(=再石灰化)のですが、そのスピードはゆっくり。 溶け出す量(=脱灰)の方が多い状態が続くと、修復が間に合わず、やがては穴の開いた虫歯になります。 ... 続きを読む 食べる機能の診療広がっています。 2021年1月25日 未分類 歯科の領域である「食べる機能」を育てるノウハウが、 お子さんの食事に悩む親御さんの気持ちを少しでも軽くする 手助けになれば。 そんな子育て支援的な歯科診療に、保険が適用されるように なりました! 食べる機能の専門家といえば歯科医師。 子どもの食に悩むご家庭が多いことを受け、一昨年から 「口腔機能発達不全症」の診療が保険適用にな... 続きを読む « 1 … 10 11 12 13 14 15 16 17 18 … 28 » 最近の投稿 “ちょっと人に教えたくなる”お口の中の不思議なお話! 身近にあるお口にいい食べ物 抜歯当日の注意事項について⚠️ 健康な歯とお口が支える、私たちの命 かぜが原因で歯が痛くなる? 月別アーカイブ 2024年2月 2024年1月 2023年12月 2023年11月 2023年10月 2023年9月 2023年8月 2023年7月 2023年6月 2023年5月 2023年4月 2023年3月 2023年2月 2023年1月 2022年12月 2022年11月 2022年10月 2022年9月 2022年8月 2022年7月 2022年6月 2022年5月 2022年4月 2022年3月 2022年2月 2022年1月 2021年12月 2021年11月 2021年10月 2021年9月 2021年8月 2021年7月 2021年6月 2021年5月 2021年4月 2021年3月 2021年2月 2021年1月 2020年12月 2020年11月 2020年10月 2020年9月 2020年8月 2020年7月 2020年6月 2020年5月 2020年4月 2020年3月 2020年2月 2020年1月 2019年12月 2019年11月 2019年10月 2019年9月 2019年8月 2019年7月 2019年6月 2019年5月 2019年4月 2019年3月 2019年2月 2019年1月 2018年12月 2018年11月 2018年10月 2018年9月 2018年8月 2018年7月 2018年6月 2018年5月
口腔がんの見分けにくさ。発がん過程も一因です。 2021年3月15日 未分類 口腔がんの見分けにくさの一因になっているのが、発がん過程の複雑さです。 例えば子宮頸がんの発がん過程と比べてみましょう。 口腔がんは、「お口の粘膜」という、皆さんが普段観察し慣れていないところにできます。とはいえ胃や腸の中と違って、見ようと思えば見える場所。なのに、何で「口腔がんは見つけにくい」と言われてしまうのでしょうか。 その原因としては、さまざまな良性の病気と見た目が... 続きを読む
良性?それとも?それが問題だ! 2021年3月8日 未分類 粘膜の病気のなかでも、もっとも心配で早期発見したいのが口腔がん。でも、がんも良性の白板症も、みな見た目が似かよっているので視診で鑑別するのは、じつは口腔がんの治療のプロでも難しいんです。 口腔がんは「見つけにくい」とよく言われます。しかし、それは本当でしょうか。本当ならば、なぜ見つけにくいのでしょうか。 まず、これはすべてのがんに言えることですが、初期には痛みなどの自覚症状がありません。 これにら... 続きを読む
お口の粘膜の病気、じつは自分では気づきにくい? 2021年2月28日 未分類 こんにちは!院長の若林です。今回はお口の粘膜の病気についてお話ししたいと思います。自分のお口の中をすみずみまで観察するってすごく難しいですよね!粘膜の病気は多種多様。しかも最近増加傾向にあることご存知ですか? 以前タレントさんの口腔がんの報道などに触れ、お口の粘膜の健康状態が気がかりな方が増えていると思います。ただ、「そうは言っても、めずらしい病気だし」「異常があれば自分で気づくだろう... 続きを読む
再石灰化で結晶はどうなる? 2021年2月21日 未分類 Q むし歯や酸蝕症ではほんとに歯が溶けていっちゃうんですね。怖いなあ。 となると、歯を修復する再石灰化は、どんなふうに見えるんでしょうか? A 再石灰化が起こると脱灰により溶けたハイドロキシアパタイトの結晶が修復・再生されていきます。 再石灰化で結晶が修復・再生されていく。 唾液には、脱灰で溶け出た歯の成分(カルシウムやリン酸)が含まれており、唾液に... 続きを読む
酸蝕症で歯はどうなる⁇ 2021年2月14日 未分類 酸蝕症って何⁇ 細菌のつくる酸ではなく、飲食物の酸などで歯が溶ける現象を酸蝕症といいます。酸性度の強い飲食物を長期間摂取しているかたなどに見られます。 ○表面からそのまま溶けていく酸蝕症 スポーツドリンクな酢、炭酸飲料やワインなど、酸性の飲食物を長期的に過剰に摂取したときに起こるのが酸蝕症です。飲食物の酸では、歯はどのように溶けるのでしょう? エナメル質の... 続きを読む
脱灰で象牙質はどうなる? 2021年2月8日 未分類 象牙質の脱灰のしかたは、エナメル質とは異なります。健全な状態の象牙質では、スパゲティのように折り重なったコラーゲン線維のまわりに、ハイドロキシアパタイトの結晶が付着しています。🍝 それが細菌などの酸にさらされ続けると、結晶が溶け、線維も壊れていきます。このとき結晶は酸により溶けますが、線維は酸ではなく、たんぱく分解酵素により破壊されます。この酵素はもともと象牙質のなかに... 続きを読む
脱灰でエナメル質はどうなる? 2021年2月2日 未分類 脱灰とは、細菌のつくる酸などにより、 「歯の成分が唾液中に溶け出してしまうこと」をいいます。 溶け出した歯の成分は、ふつうは唾液の作用により時間をかけて歯の中に戻っていく(=再石灰化)のですが、そのスピードはゆっくり。 溶け出す量(=脱灰)の方が多い状態が続くと、修復が間に合わず、やがては穴の開いた虫歯になります。 ... 続きを読む
食べる機能の診療広がっています。 2021年1月25日 未分類 歯科の領域である「食べる機能」を育てるノウハウが、 お子さんの食事に悩む親御さんの気持ちを少しでも軽くする 手助けになれば。 そんな子育て支援的な歯科診療に、保険が適用されるように なりました! 食べる機能の専門家といえば歯科医師。 子どもの食に悩むご家庭が多いことを受け、一昨年から 「口腔機能発達不全症」の診療が保険適用にな... 続きを読む