口臭の起こる仕組みを理解し、原因の除去を目指しましょう。
ある程度の口臭は誰にでもあるものですが、口臭が強い場合は口の中に何らかの原因があると考えられます。
口臭の原因は、「生理的なもの」・「精神的な病気」・「全身的な病気」など口腔内以外の場合もありますが、口臭の原因の85%は、口の中にあります。
山梨県甲斐市龍地6443-1
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口臭の起こる仕組みを理解し、原因の除去を目指しましょう。
ある程度の口臭は誰にでもあるものですが、口臭が強い場合は口の中に何らかの原因があると考えられます。
口臭の原因は、「生理的なもの」・「精神的な病気」・「全身的な病気」など口腔内以外の場合もありますが、口臭の原因の85%は、口の中にあります。
口臭の主な原因は、VSC:揮発性硫黄化合物です。
この原因となるVSCは主に舌表面の後方中央部にたまった舌苔から発生します。
(※舌苔とは、口腔内の色々な物質が垢のようにたまって堆積したものです。)
つまり、口臭の源は口腔内に常在している細菌によって作り出されます。
唾液や歯垢(プラーク)の中には膨大な数の細菌がいて、食べカスなどを栄養源に増殖をくり返しています。
虫歯も歯周病も口の中の細菌によって起こりますから、こうした病気がある人はより多くの細菌が住み着いていることになります。また、口の中を掃除しない人にもたくさんの細菌がいますので、口臭が発生します。
たまたま、口臭のあるときにだれかに指摘されたことが原因で、深く悩んでしまうのが、心因性の口臭です。
(口腔内以外に原因がある場合は、他科で診てもらいましょう)
朝の歯磨きは朝食後にしているという人。
それは虫歯予防にはなっても、口臭予防には効果ありません。
口臭の原因となる菌が口の中に最も増えるのは朝起きた瞬間。
唾液1mlあたり糞便10gに相当する菌が含まれています。歯を磨くなら「朝起きてすぐ」をオススメします。
夜寝ている間に増えたバクテリアを退治すべく最優先で歯磨きを。
食間には水を飲み、だ液を絶やさない。
口臭対策として常に新鮮なだ液を分泌させたい。そのような時には水を飲んで下さい。
水はだ液に最も近く、口を潤し洗浄する効果が期待できます。
お茶は飲みすぎると利尿作用が強すぎて、だ液が減ってしまうので注意が必要です。
また、口の中で絶えず舌を動かすことも大事です。
普段の口の閉じ方を少し変えるだけでも、だ液の分泌が促されます。
最低でも20~30回噛んでだ液分泌を促進。
朝食抜きは絶対やめましょう。
ただし、パンと牛乳のみといったメニューは避けて下さい。
牛乳には粘性があるので、飲み物が牛乳だけだと、舌に残ってしまい卵の腐ったようなニオイになることもあります。
そしてパン派の人も、ごはん派の人も、ひと口20~30回は噛んでだ液を出しましょう。
寝る直前に口の中の菌を一掃。
寝ている間は口を動かさないため、だ液の分泌が一気に減り、バクテリアが増えやすくなります。
寝る直前にも歯を磨いて、原因菌を最小限に減らして下さい。