山梨県甲斐市龍地6443-1
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問題のある親知らずはトラブルの温床。
歯ぐきが腫れてうずくだけではありません。一生使う歯を失うこともあるんです。放置しないで抜きましょう!!
Q 抜くようすすめられている親知らずがじつはあるんですけど、疲れると歯ぐきがうずく程度。なので抜くのはもう少し先にと思っています。
A 疲れた時にうずくというのは、慢性的な炎症があるサイン。このまま放置しても治ることはありません。奥歯を失ってしまったり、たいへんな炎症が起きたら入院が必要になることも。いまのうちに抜きましょう。
⚫︎歯ぐきがうずく?もしかして、はじめは1年に1回だけだったのが半年に1度に、それが3ヶ月に1度にと、間隔が短くなってきてはいませんか?
骨のなかで横向きに埋まっている親知らず、あるいは傾斜して頭を出している親知らずは、生えようとして隣の奥歯を押して傷めたり、隣の歯との隙間にプラーク(細菌の塊)を溜めこんでむし歯や歯周病を起こすトラブルメーカー。
まっすぐ正常に生えているなら抜く必要はありませんが、「将来トラブルが起きる」と歯科で指摘されているのでしたら、遅くならないうちに抜くことをおすすめします。
だましだまし過ごしているうちに、親知らずが原因のむし歯や歯周病で、治療が手遅れになるほど隣の歯が傷んでしまったり、歯並びが変わり奥歯で噛めなくなったり。歯ぐきから舌の下、頬や首へと炎症が広がって蜂窩織炎(ほうかしきえん)を起こし、入院が必要になるなんてこともあるんです。
親知らずのトラブルは、周りの歯ぐきが腫れるだけではありません。問題のある親知らずを放置するとどんなトラブルが起こるのかをぜひ知っていただきたいと思います。
そして、深刻な状態になる前に親知らずを抜き、お口のなかから炎症の火種を取り除いて、ご自身のお口とからだの健康を守ってください。
じつは年齢がいくと、歯とあごの骨の癒着が起きやすく、そうなると抜くのはとてもたいへんです。抜くならなるべく若い頃に。体力のあるうちがおすすめですよ。
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