わかばやし歯科医院

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親知らずの抜歯がたいへんなのはなぜ!?

抜歯のなかで一番大変なのが「親知らずの抜歯」。なぜなら、悪さをする親知らずは、たいがい横向きで骨の中に埋まっているからです😓これを抜くには、歯茎を切り、骨も削って、親知らずの頭を出さないとなりません。

とくに、下顎の骨は硬く、しかも近くを太い神経と血管が通っていて、最新の注意が必要です。小外科ではありますが、実は独特の困難を伴う奥の深い手術なのです。

親知らずの抜歯で患者さんを悩ますのが、痛み、腫れ、出血です。当然ながら普通の抜歯に比べ痛みと腫れが強く出ます。痛み止め💊も抗炎症剤💊を出しますので、しっかり飲んでください。ちなみに痛み止めは、早めに飲む方がよく効きます☝️

出血については、削った骨からもジワジワ続くので心配する方が多いですが、じつはこの血が重要で、たまるとゼリー状(血餅)になり骨の傷口をふさいでくれます。なるべくうがいはやめましょう🙅‍♂️帰宅後も出血が多い時はガーゼやティーバッグを30分ほどグッと噛みます。困った時は遠慮なくお電話くださいね😌

横向きの親知らずをほおっておくと、周りの歯茎で細菌が繁殖し、ときには入院が必要な程の重い症状を起こします。また、細菌のせいで隣の歯を支える骨が溶けたり、親知らずが隣の歯を押し隣の歯の根っこを溶かしてダメにしてしまいます。

隣の歯、つまり第2大臼歯は、咀嚼のかなめの大事な奥歯。レントゲンを撮って説明を受け、問題がある親知らずは早めに抜きましょう🦷

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