山梨県甲斐市龍地6443-1
【月・火・金】
9:00~12:30・14:30~18:30
(最終受付18:00)
【水曜】
9:00~12:30・14:30~18:00
(最終受付17:30)
【土曜】
9:00~16:00(最終受付15:30)
土曜日は休憩なしで、12:30~14:30も診療します
【休診】木・日・祝
※祝日がある週は木曜も診療
前回の根面むし歯のお話しに続いて、今月は「根面のう蝕」がテーマです。
歯冠部はピカピカ✨、なのになぜ根面だけがむし歯になってしまうのか。
それは、根面の構造と組織が関係しているんです。
根面はセメント質+象牙質
根面がむし歯になりやすい理由は次の二つ。
①根面の象牙質を覆うセメント質がとても薄い。
エナメル質のように象牙質を保護する役目は期待出来ません😢。
②象牙質はエナメル質よりも酸に弱く、成分が溶けだすpHが高い。
エナメル質なら溶け始めないpHでも、象牙質は溶け始めるとうこと。
以上のことをまとめると、
根面はセメント質と象牙質からできていますが、セメント質はごく薄いため、すぐに細菌の酸で破壊されてしまいます。そしてむき出しになった象牙質は、エナメル質より歯の成分が溶けだしやすく、その結果、歯冠部は無事でも根面だけがむし歯になってしまうのです。
では、次回は
その恐ろしい根面むし歯にどう立ち向かっていけばよいのか🤜!?
をお話ししていきますね。
Instagramにも記事を投稿しています。よろしければフォローください。