山梨県甲斐市龍地6443-1
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食事が飲み込みづらくなる状態を嚥下障害といいます。嚥下障害の最大の原因は加齢によるものです。今回は飲み込みの力が弱まるのを予防する以下の方法についてご紹介します。
・正しい姿勢で食事をする
食事時の姿勢は嚥下障害の予防に大切です。
以下のような点に注意して正しい姿勢で食事をするようにしましょう。
①背筋を伸ばしてできる限り垂直になるように座る(椅子に深く腰掛ける)
②食べるとき首は前方に向ける
③顎を引いて飲み込む
④食後に食べ物が逆流しないようにしばらく座っている(すぐに横にならない)
・何かしながらの食事を避ける
何かしながらの食事は避けましょう。
食べること(噛んだり味わったり)に集中しないと誤嚥のリスクが高まります。
食事に興味が集中するようにテレビなどは消して環境を整える工夫が必要です。
・ゆっくりよく噛んで食べる
ゆっくりよく噛んで食べるよう、食べ方に気を付けることも大切です。
口の中にまだ食べ物が残っているのに次のものを口に入れる場合があります。
口の中の食べ物をよく噛んで飲み込んだ後、次のものを口に入れるようにします。
・少量ずつ口に入れて食べる
大量の食べ物や飲み物を一気に口に入れるとむせてしまいます。
食べ物は一口ずつゆっくり噛んで飲み込めるよう食事する方に合った量に調整します。
汁気の多いものは特にむせやすいので注意が必要です。
・歯磨きを毎食後行う
歯磨きを毎食後に行って口の中を清潔に保ちましょう。
入れ歯なども洗浄剤を使えば、汚れや細菌の除去ができ清潔に保つことができます。
・口腔内のメンテナンスを定期的にする
定期的な口腔内のメンテナンスは高齢で介護が必要になった方は特に大切です。
特に自分で歯磨きが難しくなると口腔内の細菌が増え誤嚥性肺炎のリスクが高まります。
誤嚥性肺炎は口腔内の細菌を抑えることで発症のリスクを下げることができます。
口腔内のメンテナンスは3~4ヵ月ごと定期的に受けることが大切です。
・意識的に運動する
飲み込む力が弱くなるのを予防する鍵は筋力を保持することです。
筋力を保持するには意識的に運動することが大切です。
意識的に運動をすることで全身の筋力キープを図ることができます。
舌の出し入れや口をすぼめた深呼吸などの嚥下体操は嚥下障害の予防に効果的です。
・よく声を出す
歌ったりしゃべったり笑ったりすることは嚥下障害の予防に効果があります。
大声で歌ったりしゃべったり笑ったりすることで腹筋が鍛えられます。
腹筋が鍛えられることで気管に入り込んだ食べ物を吐き出す力が高まります。
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