わかばやし歯科医院

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歯のはなし『だらだら飲みに注意!』

5月に入り、汗ばむような陽気の日も少しずつ増えてきましたね。汗をかくと水分補給が気になりすが、皆さんは普段何を飲んでいますか??のどが渇いたからといってスポーツドリンクをいつも飲んでいる方は、スポーツドリンクによって歯が、溶けることがあるので注意が必要です。そこで今回は、スポーツドリンクや酢といった食品の酸によって歯が溶ける『酸蝕歯』についてお話しします。

☆酸蝕歯とは??
酸蝕歯とは、酸性の強い飲みものや食べ物によって溶けてしまった歯のことを指します。
歯の表面を覆っているエナメル質が酸によって内部の象牙質が露出してくるため、冷たいもので歯がしみる知覚過敏や虫歯などのリスクを高めます。また、前歯の先端が透けたり、ヒビが入ったりといったような見た目にも影響を与えます。「食品が原因で歯が溶けるの!?」と驚かれるかもしれませんが、歯は酸にとても弱いため注意が必要です。

☆予防法は??

酸性の食品だからといって、「歯が溶ける」「食べてはいけない!」と過度に心配する必要はありません。普段、私たちのお口の中はpH6.5〜7の弱酸性から中性に保たれていて、食事によってお口の中が酸性に傾いたとしても唾液の作用で中和され元に戻ります。しかし、酸性の強いものを頻繁に飲んだり食べたりしていると、唾液の作用が追いつかず歯の表面が溶けやすくなるため、ダラダラと飲食物を口にしてる状態は危険です。

酸蝕歯を予防するためには、次のようなポイントを意識してください。

●スポーツドリンクほ運動をして汗をかいた時だけのみ、入浴後や食事中は飲まない。

●酸性の強い食品は頻繁に口にしない。

●酸性の強い食品を食べたり飲んだりしたあとは水で口をゆすぐ。

●就寝前は酸性の強い食品を口にしない。

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