わかばやし歯科医院

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プロの目で見ないとわからない!!

初期虫歯の発見は一筋縄ではいきません。メインテナンスに通ってくださったりレントゲンを撮らせていただかないと、見つけづらいこともあります。

見てそれとわかる「穴の開いた虫歯」と違い、虫歯のできはじめである初期虫歯を見つけるのは一筋縄ではいきません。
初期虫歯に特有の「表面の白濁」は、プラーク(歯垢)がその上に付着していると見えませんし、唾液に濡れていると光の反射のせいではっきりとわかりません。ですから、①しっかりプラークを除去して、②エアーを吹き付けて歯の表面の唾液を乾燥させてから、③観察します。
とくに奥歯の溝が黒っぽい場合、歯の着色と混同しないように、④過去のメインテナンスで撮影したお口の中の写真と見比べることも必要です。着色は虫歯ではありませんので、誤って削ってしまってはいたずらに歯の寿命を縮める事になります。比較できるように、日頃からメインテナンスに通って、お口の中の写真を撮らせていただければと思います。
また、歯の表面、奥歯の溝だけではなく、目で見ない歯と歯のあいだにも虫歯はできますので、初期虫歯を早期に見つけるのは、奥歯の⑤レントゲン撮影も必須となります。よく「何も異常がないのに歯医者さんでレントゲンを撮られた」なんて声を聞きますが、歯科でレントゲン撮影をすすめるのは、「何も異常がないのを確かめる」ためなんですよ。
初期虫歯に患者さんご自身で気がつくのは、とても難しいです。歯科の精査で見つかるケースが多いのが初期虫歯の怖いところです。
メインテナンスはとっても大切ですので、検査においで下さいね☝

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