山梨県甲斐市龍地6443-1
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院長の若林です。先週に続き唾液のお話、今週は唾液のお口への働きのお話です。
唾液はお口の健康を守るために24時間365日活動しています。さらに最近では全身の健康維持にも重要なことがわかってきました。
①お口を清潔に保つ
唾液には食べカスや細菌を洗い流して、お口を清潔に保つ自浄作用があります。唾液が減り、口の中が汚れやすくなると細菌が繁殖しやすくなります💦すると細菌の塊であるプラークが増えていき、むし歯や歯周病といったお口の病気になりやすくなってしまいます💦
②お口の粘膜を守る
唾液のネバネバ成分であるムチン✨これには潤滑油として粘膜を保護する作用があります。唾液が減るとお口の粘膜の潤いが足らず傷ついて口内炎などになりやすくなります。
③細菌感染から守る
お口の中にはおびただしい量の細菌が存在し、「口は感染の入り口」とも言えます💧唾液の自浄作用と抗菌作用でむし歯菌や歯周病菌などの細菌の活動が抑制されます。
④歯を補修する
唾液中に溶け出した歯の成分(リン酸カルシウム)は、時間をかけて唾液から歯に戻り、歯が補修されていきます。
⑤お口のなかを中性に戻す
お口の中はもともと中性のphですが、飲食をすると、お口の細菌の出す酸や飲食物の酸により、phが酸性に傾き、歯の成分が唾液中に溶け出していきます(脱灰)💧唾液中の重炭酸イオンはお口のなかのphを中性に戻す作用があります😄
⑥食べものをまとめる
細かく噛み砕かれた食べものを湿らせて食塊にまとめることで、飲み込みやすくします。また食べものが粘膜にくっつくのを防ぎます😃
⑦消化を助ける
アミラーゼという消化酵素がデンプンを分解し、消化を助けます。アミラーゼはすい臓からも分泌されます👨🔬
⑧味を感じさせます
食べものの成分が唾液に溶けることで、味を感じやすくなります。唾液が足りないと味が変わって感じられ、おいしく食べられません💧
唾液は健康を維持する上でとっても大切なモノですね。
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