山梨県甲斐市龍地6443-1
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皆さんは、親知らずを抜いた経験はありますか?
“スムーズに抜歯できた”という方がいる一方で、”歯を分割して、骨を削ったから時間もかかった”と大変な思いをされた方もいらっしゃると思います。
その主な理由は、親知らずの生え方や根の形は人それぞれで、それによって抜歯の難易度が異なるためです。
そこで今回は、親知らずの抜歯についてお話しさせていただきます。
■親知らずとは?
親知らずとは、前歯から奥歯に向かって数えて8番目の一番最後に生えてくる永久歯のことです。正式には第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)や智歯(ちし)などとも呼ばれます。
一般的には10代後半から30代にかけて上下左右一本ずつ生えてきますが、中には歯茎の中に埋もれて顔を出さなかったり、そもそも親知らずが無い人もいます。
■生え方の一例
①上向きに生えてキレイに顔を出すパターン
②一部だけ顔を出すパターン
③完全に歯茎の中に埋もれて顔を出さないパターン
などがあります。
①の場合であればあまり問題は発生しませんが、②の場合はケアが難しく虫歯になりやすかったり、炎症を起こしやすかったりするため注意が必要です。
③は歯が顔を出していないため虫歯になることはありませんが、後々トラブルが発生したり、抜歯が必要になる場合もあります。
■抜歯の難易度
難易度1・・・歯茎を切開して抜歯する。
難易度2・・・歯を分割するが、骨は削らずに抜歯する。
難易度3・・・歯を分割して、さらに骨を削って抜歯する。
難易度4・・・完全に骨の中に埋まっている状態で歯を抜歯する。
■抜歯する、しないの基準
判断基準としては、まず親知らずが悪さをしているか、いないかによります。
また将来的に妊娠や出産を希望される女性は、その期間中にトラブルが発生した場合を考慮して、事前に抜歯を選択することもあります。
また若い年齢であれば骨が柔らかいため抜歯がしやすく、抜歯後の傷の治りも早いというメリットがあります。
一方、高齢になると骨が固くなるため抜歯がしにくく、さらにほかの病気や服用中の薬との兼ね合いで注意が必要になるケースも増えてきます。
なかなか一筋縄ではいかない場合もありますので、親知らずが気になる方はお気軽にご相談ください✨
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