山梨県甲斐市龍地6443-1
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口は災いの元。転じて、口は健康の入り口。
超高齢者社会の日本。寿命が伸びたからといって、健康に長生きしている人が増えているわけではありません。糖尿病のかたは予備軍を含めれば約2000万人いるといわれますし、高齢者の2人に1人は認知症になるという推計もあります。肺炎や誤嚥性肺炎などの感染症は、変わらず多くの高齢者を苦しめています。
長生きするなら、健康に生きたいですよね。その鍵の一つがお口の健康です。口は災いの元といいますが、さまざまな病気にお口の健康が深く関連しています。また、残っている歯の本数が、寝たきりになるリスクや寿命に影響しているという研究もあります。
糖尿病がこわいのは、悪化した結果起こる合併症です。高血糖の状態が何年も続くと、血管が弾力を失い硬くなり、ボロボロに傷んでいきます。
その影響は毛細血管に特に顕著で、血液の流れが悪くなり、酸素や栄養の供給も滞ります。
腎臓などの内臓や網膜には毛細血管が張り巡らされており、神経に栄養を運ぶのも血管です。ですから、糖尿病により血管が痛み続けると、やがては臓器不全や失明、神経障害などの合併症に至ることもあります。そんな恐ろしい糖尿病を悪化させるのが歯周病です。
歯周病で生じた炎症物質が血液にのって体内にひろがりインスリンの働きを邪魔します。
つまり、歯周病が糖尿病を悪化させるとはこういうことです。しかしこれは逆に言えば、歯周病が治療されればお口からの火元が止められるので、糖尿病にも良い影響を与えるということです。
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