山梨県甲斐市龍地6443-1
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お口の中で増殖した細菌が。唾液や食べ物を誤って飲み込んだときに入ると誤嚥性肺炎の原因に。高齢の方にとってはとりわけ危険⚠️な病気です。
肺炎は細菌やウィルスが肺の奥にある『肺胞』に侵入して、炎症を起こすことで発症します。肺胞は酸素を血液中に取り込む一方、二酸化炭素を血液中から排出する役割(ガス交換)を担っています。ですから、肺胞に炎症が起こると、酸素と二酸化炭素の交換がうまくいかなくなり呼吸が困難になります。
高齢者👴👵の肺炎の大部分は「誤嚥性肺炎」と報告されています。誤嚥性肺炎は、本来は「口→食道→胃」と入るはずの食物や唾液が誤って「口→気管→肺」に入ってしまうことが原因です。食物や唾液に含まれていた細菌やウイルスが肺胞で増殖して、肺炎を起こします。誤って入ってしまう、つまり誤嚥してしまうのは、下やお口、喉の筋肉が衰えて、飲み込む力(嚥下)が弱っているためです。食事の時に頻繁にむせるというのは、飲み込む力が弱っている兆候ですのでご用心を☝️
お口の中の細菌の量が多いほど、誤って肺に入り込んだ時に誤嚥性肺炎になりやすくなります。歯周病は、炎症を起こしている歯茎の中で歯周病菌が増殖している状態。ですから、歯周病を放置しているというのは、たくさん細菌を飼っているのと同じ😨ことになります。
「専門家による口腔ケアで高齢者の誤嚥性肺炎が減った」という調査が示すように、お口の衛生状態は感染症に直結します。歯周病になっているなら速やかに治療する。そして歯磨きでしっかりとお口の中の細菌の量を減らすことが誤嚥性肺炎の予防には大切です。
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