わかばやし歯科医院

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閉塞性睡眠時無呼吸に歯科が気づくのはなぜ?

なぜ歯科が「閉塞性睡眠時無呼吸の治療」を患者さんに熱心に呼びかけるのか?

じつは歯科の診察で、患者さんのいびきの痕跡に気づくからなんです。

Q  歯医者さんが睡眠時無呼吸の治療をすすめるというのは、ちょっと意外な気がしますが…。

A  じつはいびきは睡眠時無呼吸と関係が深く、いびきによる酸欠気味の浅い眠りは歯ぎしりの原因にもなります。そのためいびきをかく人のお口には歯の咬耗や被せ物の傷みなどの特徴的な痕がよく診られます。なかには、お疲れのご様子でチェアに仰向けに横になるといびきをかいて寝てしまうかたも。歯科は「閉塞性睡眠時無呼吸」に気づきやすい分野なのです。

 

からだや脳の健康に重大なリスクをもたらす閉塞性睡眠時無呼吸。「なぜ歯科が治療を呼びかけるの?」「医科の分野では?」と不思議に思われるかもしれませんね。

これはじつは理由があります。私たちが患者さんのお口を診察すると、ご自身では気づいていなかったり、それほど重要視せず放置している閉塞性睡眠時無呼吸の兆候に気づくことがあるからなのです。

閉塞性睡眠時無呼吸の前段階の「いびき」は寝入りばなに起きることが多く、呼吸が妨げられ苦しいために覚醒が起きます。その眠りが浅くなったときに起きやすいのが「歯ぎしり」。歯ぎしりは何が原因で起こるのかまだはっきりとはわかっていませんが、「いびきをかく→苦しくて眠りが浅くなる→歯ぎしりをする」と繰り返されることによって、歯ぎしりによる歯の咬耗、頬や舌に残る食いしばりの痕、被せ物や詰め物の傷みなど、特徴的な痕跡がお口のなかに診せられることが多いのです。

気づくポイントはほかにもあります。チェアに仰向けになっていただき診察をはじめた途端、患者さんがいびきをかきはじめるのです。歯科治療で緊張するかたは多いですが、それでも睡魔に勝てずに寝てしまう。これはよほどの眠気ですよね。

これらのサインを見逃したら、将来、患者さんのいのちに関わるかもしれませんね。歯科が熱心に「睡眠時無呼吸の検査を受けた方がよいですよ」と患者さんにお声がけするのは、そんな理由からなのです。

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