わかばやし歯科医院

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噛む力がインプラントの持ちに影響?

長持ちの大敵は、お口のなかの細菌だけではありません。歯ぎしりや食いしばりの影響も見過ごせないのです。

Q   インプラント周囲炎、怖いです…!周囲炎になっていないか診てもらうにはメンテナンスが欠かせないんですね!

A    インプラントに起こるトラブルで第一に怖いのは、細菌によるインプラント周囲炎。ですが、過剰な噛む力ー歯ぎしりや食いしばりによる影響も見過ごせません。それらの兆候を診てもらい早急に対応してもらうためにも定期的なメンテナンスをお願いしたいのです。

 

⚫︎患者さんは自覚のない事がほとんど。

インプラントを長持ちさせるには、過剰な噛む力への配慮も見過ごせません。「噛む力」と言っても、ガリっと一時的に強く噛んでしまったというよりも、歯ぎしりや食いしばりといった、無意識に生じる継続的な強い力が問題となります。

インプラントとあごの骨のあいだには、噛む力を吸収・分散させる歯根膜がありません。そのため、過剰な力が生じた場合、インプラントや骨にダイレクトに負担がかかります。

その結果、人工歯部分(上部構造)が欠けたり割れたり、連結パーツ(アバットメント)がゆるんだりゆがんだり。左ページ下の症例のように、人工歯根(インプラント体)とあごの骨が剥離して、インプラントが抜けてしまうこともまれにあります。

くわえてインプラント周囲炎も、歯ぎしりなどにより、悪化するおそれがあります。強い力がインプラントを支える骨に加わり続けることで、あごの骨の破壊が加速してしまうこです(天然歯でも、歯ぎしりなとにより歯周病が悪化することがあります)。

歯ぎしりや食いしばりは無意識の癖ですので、患者さんは自覚していないことがほとんど。歯科では、噛み合わせや、上下の歯やインプラントの状態を調べることで、絶えずそうした癖の兆候に目を光らせています。兆候が見つかった場合は、噛み合わせの調整や、ナイトガード(就寝時に入れるマウスピース)などの緩和を図ります。

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