山梨県甲斐市龍地6443-1
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前歯4本が生えると食べる機能の発達がさらに加速!モグモグと噛んで食べる力が身につきはじめます。「イヤイヤ」がはじまるのもこの頃からです。
離乳後期(9ヶ月~)
ハイハイで動き回って目がハナセナイこの時期、ついに下顎をモグモグ動かす「噛む」動きがはじまります。ただ、奥歯は生えていないので、本格的なカミカミはまだ先。あまり頑張らせないようにお願いします。
この時期は、「手づかみ食べ」がはじまり掃除が大変。口に少し遅れて手の発達もはじまるのですが、まだ不慣れなので、口に詰め込めるだけ詰め込み「ゲッ」と出しては適切な一口量を学びます。喉に詰まらせないよう注意しましょう。
手で握ったりつぶしたりして遊び、食べ物の感触を確かめるのもこの頃。ずっとは続かないので、広い心で受け止めてあげて下さい。
離乳完了期(1歳、1歳半~)
奥歯が生えはじめ、カミカミがぐっと上手になります。
この時期のトピックは「かじり取り」。離乳後期に詰め込み過ぎの失敗を重ねたおかげで、適切な一口量がわかるようになり「自食」がさまになってきます。
これはお子さんの発達にとってたいへん画期的な出来事です。手で持ちそれを口の位置まで動かし、適量を口に差し入れ前歯で噛みきるという、とても複雑な動きができるようになるのですから。
機能の発達とともに食べる意欲も育ち「自分で!」という自己主張がはじまります。散らかるのでとても面倒ですが、機能とともにこうした食べる意欲ものびのびと育てていきたいものです。このとき赤ちゃんは「つぶれるかな?」「舌触りは?」と硬さや感触をさかんに学び、安全に飲み込めるものかどうか判断しています。
唇が左右にキュッキュッと引っ張られていたら、それが食べ物を舌で押しつぶしているサイン。形のないペーストから、柔らかくてつぶせるような形のあるものを食べられるようになっています。
この動きをモグモグ噛んで食べていると勘違いして硬めの物を食べさせると、とたんに「ベェー‼️」です。「手に終えない物は食べない」という、生きていくために重要な感覚が作動するからです。食べる機能を早く訓練しようと先を急がないで下さいね。
こぼさないようにとスプーンを口の奥まで突っ込んだり、上唇にペースを擦り付けるようにして食べさせるのも、唇や舌の学びが受け身になってしまいもったいないです。「食べる機能」と「意欲」をはぐくむために、食事の効率が多少悪くてもよしとしてあげて下さい。
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