わかばやし歯科医院

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攻撃的な臭いの正体は細菌の出す『ガス』‼️

周囲の人を不快にさせる、あの強い口臭。タンパク質が分解されて出る臭いで、その正体はなんと揮発性の有害ガス、硫黄化合物なんです!

Question
口臭って歯周病が原因というケースが多いのですね。腫れた歯茎が臭うのでしょうか?

Answer
臭いの元は、歯周病菌などの細菌が粘膜や血液などの成分を分解して出す揮発性のガスです。歯周病菌は強力な酵素をもちさかんにタンパク質を分解しますが、このとき硫黄化合物ができ揮発するので強い臭いがするんです。

口臭に特徴的にあらわれる臭い物質は「硫黄化合物」と呼ばれる種類の揮発性ガスです。なかでも、代表格は、硫化水素、メチルメルカプタン、そしてジメチルサルファイドで、それぞれに特有の強い臭いがあります。
硫化水素は歯のプラーク(歯垢)や、舌に白くつく舌苔(ぜったい)があるほど検出されやすい臭い物質です。また、歯周病の患者さんに目立って多いのがメチルメルカプタン。ジメチルサルファイドは、体の病気や薬の影響で出やすい傾向があります。
これからのガスには特徴的で強烈な悪臭があります。たとえるなら、硫化水素は卵が腐ったような臭い、メチルメルカプタンは魚や玉ねぎが腐ったような臭い、ジメチルサルファイドは生ゴミのような臭いです。どれもたいへんな悪臭で、病的な口臭はこれが混合したものなので、周囲のかたが不快に思われるのも無理はないのです。
ちなみに硫化水素は、濃度が高ければ命に関わるほどの有毒ガスなんですよ。驚きですよね!
それではなぜこんな悪臭がお口で作られるのでしょうか?
実はこれらのガスを作るのはお口の細菌で、なかでも歯周病菌は、タンパク質を分解する酵素をもっており、その酵素でさかんにタンパク質を分解して、揮発性ガスを発生させるというわけです。歯周病が進むと、粘膜や老廃物が大好きな歯周病菌は、歯と歯茎の間の溝だけでなく、老廃物が積もる舌にも住み着き、舌苔から強い臭いを発するようになります。
臭いの元を断つには、まずは歯周病の治療から。

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