わかばやし歯科医院

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歯周病が認知症の進行に関与?!

こんにちは😃院長の若林です。夏も本番!毎日暑い日が続いてますが、皆様水分補給はこまめに。熱中症にならないように!
さて、今回認知症に歯周病が関係するお話をさせて下さい。歯周病菌の中には、親玉ともいえる病原性の高い菌がいます。その名はポルフィロモナス・ジンジバリス。頭文字を取ってPg(ピージー)菌とも呼ばれます。この菌が怖いのは、歯周病を悪化させるように周囲の細菌に働きかけるだけでなく、歯周病菌の中でも際立って強力なたんぱく質分解酵素を持っていることです💦たんぱく質を分解して、得られたアミノ酸をエネルギー源とするのです。Pg菌が体内に入り込むと何が起きるのか?近年恐ろしいことがわかってきました…脳に行ったPg菌が、たんぱく質分解酵素で神経細胞を変性させアルツハイマー病を進行させている可能性があれというのです。認知症は複合的な要因で起こります。これまでも「歯を失って噛めなくなると、脳に刺激が行かず、認知症になる」と言われてました😞加齢にともない歯周組織や免疫が弱まると、歯周病になりやすくなります。だからこそ元気なうちから歯周病を予防すること👊もしなってしまったとしたら、歯医者へ行き悪化させないように管理していくことが大切となります🤔
なお、Pg菌のたんぱく質分解酵素については、酵素の働きを阻害する薬の臨床試験が進められています。

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