酸蝕症とは、食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯が溶け、薄くなっていくことを「酸蝕症(さんしょくしょう)」といいます。また、酸蝕症は「むし歯、歯周病に続く第3の疾患」と呼ばれています。むし歯や歯周病と違う点は、酸蝕症には細菌が関与していないというところです。酸蝕症にかかると、歯が欠ける、しみる(知覚過敏)、へこむ、つめ物がとれる、むし歯になるなどの症状がでます。
山梨県甲斐市龍地6443-1
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酸蝕症とは、食べ物や飲み物に含まれる酸によって歯が溶け、薄くなっていくことを「酸蝕症(さんしょくしょう)」といいます。また、酸蝕症は「むし歯、歯周病に続く第3の疾患」と呼ばれています。むし歯や歯周病と違う点は、酸蝕症には細菌が関与していないというところです。酸蝕症にかかると、歯が欠ける、しみる(知覚過敏)、へこむ、つめ物がとれる、むし歯になるなどの症状がでます。
酸蝕症の原因は、主に次の3つに分けられます。
・酸性の食品を沢山摂取する
・習慣性のおう吐で胃液が逆流する
・日常的に化学物質を吸っている
主な酸性食品にあげられるのは、清涼飲料水やスポーツドリンク、酢の物やワインなども酸蝕症の原因になる可能性があります。
逆流性食道炎や拒食症などによる、習慣性のおう吐により、胃液の酸が歯を溶かします。歯だけでなく食道や口腔粘膜に損傷を与えることもありますので、できるだけ控えるようにしましょう。
塩化水素・硝酸・亜硫酸ガス・硫酸といった物質を扱う工場などで働く人が、日常的に化学物質を吸引することで歯を溶かします。
酸蝕症の治療では、まず病気を発症するに至った原因を究明することが大切です。
酸蝕症は、生活習慣病の一種とも考えられていますので、まずはその習慣を取り除かなければ根治させるのは難しいといえます。 職業上の原因の場合は、マスクの使用して口の中に入れない、重曹などアルカリ性のものでうがいする、抗酸のガムを噛む、フッ素などで歯の表面を覆うなどの対処をすることで予防をします。
歯科でおこなう治療としては「コンポジットレジン修復」「ラミネートベニア修復」を行います。
酸蝕症による欠損部が部分的な場合は、コンポジットレジンで修復を行い、欠損部が広範囲に及ぶ場合はラミネートベニア修復で対応することになります。
コンポジットレジン修復法(コンポジットレジンしゅうふくほう)とは歯牙欠損の修復に際して、有機複合材料として歯冠色に近似したコンポジットレジンで欠損部を補うものです。
ラミネートベニア修復法(ラミネートベニアしゅうふくほう)とは、歯の唇側表面を削合しセラミックの板を貼り付ける治療法です。